母音の中にも「長母音」や「短母音」などの種類がある事を前のページで書きました。
母音は、後ろに来る子音の数や、アクセントがあるかなどの条件によって発音が変わります。
どういう事かと言うと、たとえば同じ「 a 」でも…
但し、この発音の決まりにも時々例外があります。
長母音が短母音になったり、実は外来語なので変わった発音だったりする事もあるのです。
これはその都度覚えていくしかないのですが、その時基準になるのが「発音記号」です。
音楽を勉強していると、不慣れでもドイツ語を読めなければならない事もありますよね。
(合唱で第九を歌います!とか(/ω\))
そういう時は、きっと辞書を引いて調べる事になります。
そして辞書を引くと、単語の読み方が「発音記号」で書いてあると思います。
発音記号は、語学を学ぶ上で欠かせません。何故かというと、
上記のような発音の違いを、正確に表すために開発された文字だからです。
発音記号は、音素ごとに発音を表せるようになっています。
ですから母音と子音で文字が分かれているのはもちろんの事、世界中の他の言語にも対応できるよう、音素の数だけ記号が存在するのです。
言語が変わっても同じ発音は同じ文字で表しますので、覚えて損になる事はありません☆